開業に必要な開業届と確定申告のオハナシ

ビジネスちっくなこと

名古屋市東区のポーセラーツ・ポーセリンアート教室merrystyle(メリースタイル)です。

 

今日で29年度の確定申告が終わりますね。

私も昨日、担当税理士さんより申告完了のご連絡をいただき、

なんとなく肩の荷が下りたような気分です♪

(って、私は何もしてないんだけど…)

 

ハンドメイドを仕事にしよう考えたとき、自宅教室やネットショップなど、

自宅を起点にして小さく開業することを考えられる方が多いのでは?と思いますが、

ハンドメイド作家さんやインストラクターさんは開業届を出さない方も多いようです。

 

売上が増えてからでいいかな?とか、

扶養内ならいらないんじゃない?とか

自宅で小さくやるだけなら…と考える人も多いようですが、

開業届について国税庁HPを確認すると、

 

「新たに事業を開始したときの手続」とあり、

対象者には、

「新たに事業所得を生ずべき事業の開始等をした方」と記載があります。

いくら以上の売り上げが見込まれる時や、いくら以下の場合は提出しなくても良いというものではありません。

 

また、開業届を出せば申告の必要性が生まれますが、

届けを出さず、経理処理をしないまま、

申告に必要な売り上げがないと証明する方法はありませんし、

売上管理をしないまま、気づかずうちに申告漏れ…

なんて可能性も出てきます。

 

開業届を出さなくてもお咎めがあるわけではありませんし、

販売も教室も行なうことができます。

 

手続きは面倒に感じることもあるかもしれませんが、

開業届を出すことで、仕事にする、仕事をしていると言う意識の向上にも繋がるし、

資材を経費として扱うことや、もしも赤字になった場合でも(申告方法によっては)損失の繰越をすることも可能になります。

もちろん、申告漏れなんて心配もなくなるので、気持ちよく、安心して作家活動や教室運営に取り組めますよね。

 

趣味から仕事へ。

ステップアップすると決めたら、

開業届の提出と毎年の申告を速やかに行なうことをお勧めします。

 

開業届と申告については、馴染みがなく、情報や知識が少ないためか

よくご質問をいただくテーマでもありますので、少しまとめてみました。

 

◆開業届

開業から1ヶ月以内に所轄の税務署へ提出または送付します。

1ヶ月以内と言われますが、自治体によって異なるところもあるようです。

 

手数料などは必要ありません。所定の書面に必要事項を記入するだけです。

屋号を書くところがあるので、お店やお教室を「やるんだ!」という実感も高まりますよ♪

事業内容に変更があった場合、移転した場合、廃業する場合にも届けが必要です。

書面は下記国税庁HPよりダウンロードできます。

個人事業の開業届出・廃業届出等手続

 

◆申告

毎年1/1~12/31までの所得を計算し、翌年2/16~3/15の間に税務署へ書類を提出します。

e-taxでの申告、書類の送付もOK。

 

申告するためには、日々の会計処理が必要になりますが、

申告方法には「白色申告」と「青色申告」の2通りがあり、

どちらの申告をするのかによって処理方法が変わります。

また、青色申告には開業届同様、税務署へ書類を提出し、手続きを行なう必要があります。

 

ざっくりというと、

白色申告の処理は素人にもやりやすく、お小遣い帳や家計簿のような感じで

日付、用途、金額がわかるように記録してお金の流れをまとめていく感じ。

青色申告は複式簿記による処理が必要になるため、専門的で作成書類も増えます。

今は専用ソフトなどもあるのでそこまで気負わなくてもいいかもしれませんが、

処理に一定の決まりがあるので慣れるまではちょっと大変かもしれません。

労力かけて処理をする分、青色申告は控除してもらえる額が65万円と上がりますが、

所定の処理と書類の提出をしないと、青色申告でもこの65万円の控除を受けることができません。

※白色申告の方と、青色で要件を満たしていない方は10万円の控除になります。

申告は、ハンドメイドの他に外勤のお仕事を持たれていて、

職場で年末調整をされている方も、別途ご自身での申告が必要ですのでご注意くださいね。

 

より詳しくお知りになりたい方は下記国税庁HPでご確認ください。

白色申告者の記帳・記録保存制度

青色申告制度

 

merrystyleでは、ひとり起業や自宅開業など、

小さくお仕事を始めたい方のサポートも行なっています。

 

自分らしいスタイルで、ご自分のお仕事を形にしていかれたい方は、

ぜひご一緒に楽しみながらステップアップしていきましょう♪